人間と犬は、飼い主とペットというよりも家族の一員と言ってもおかしくありません。特に犬は、もともと頭がいい動物ですし、飼い主に対してはとても忠実だし、かまってもらうことをとても喜んでくれますし、何よりも日々ストレスを抱えている現代人にとって、いつも愛情いっぱいに接してくれる、犬の存在は、飼い主にとってかけがえのない存在です。

犬には社会性を身につけさせる教育

ただ、だからといって犬を甘やかしたりしていると、犬もわがままになってしまいますし、しつけが出来ていないと、他の犬に対して吠えつくだけではなく、知らいない人を見つけるとすぐ吠えてしまって、そうすると、周囲に対しても犬の存在が迷惑なものとなってしまいます。そういう状態になってしまうのは、最終的に飼い主の責任で、しっかりしつけをしないことで犬が社会性のない犬になってしまって、犬もとてもかわいそうなことになってしまいます。

犬の保育園の役割とは

そこで、そういう犬をしっかりしつけをして、社会性をつけることで周囲に迷惑をかけないようにする必要があるのですが、ではどうしたらいいの?ということになりますよね。一般的に飼い主には実務的に犬をしつけるということは、専門的な知識がないため大変難しいところです。よくTV番組などで、全くしつけのできていない犬を専門のプロがしつけることで見違えるほど立派になるというような事がありますが、普通に愛犬をしつけてくれるところはないのかというと、愛犬にも人間の子供と同様、「保育園」があります。通常、人間の子供(変な表現ですが…)が保育園でどういうことを学ぶのかというと、小さい子でも集団生活をすることで社会性を身につけますが、犬の場合も同様で、そのような専門施設に預けることによって様々なことを学びます。特に犬の保育園では、その犬にあったプログラムを継続的に行うことになりますので、知らない人に吠えつくとか、そういうような迷惑行為をしなくなります。

では実際に、いつ犬を保育園に預けて教育をした方が良いのでしょうか。成犬になり問題行動になってから直そうとしても、もう癖になっています。そのため、成犬にはそういう教育が出来ないのかということになると、もちろん、犬の保育園にいる人達は、犬のしつけのプロですから、当然対応することは出来ます。ただ、小さいときに比べて、そのくせを直すというのは時間もかかりますし、犬にとっても今までの癖を直すということになるので、子犬と比べるとストレスがかかると言う事実です。実際に行動をセーブすることが出来たように見えても、犬の考え方を変えるのはとっても難しいのです。例えば、2歳で来客が怖くて吠えてしまう成犬がいた場合に、しつけによって吠える行動を抑えることはできても「怖い」という「恐怖心」を取り払うのはとっても難しいのです。2年培ってきた経験がありますので、吠えなくても大丈夫な犬になるには、2年以上かかるかもしれません。これは人間でも一緒ですよね。

子犬の時にしつけるのが理想的

一方で子犬でまだ問題行動として出ていない頃に、「来客は怖くないものだ」と教えてあげることができたら、その犬は恐怖を感じることもなく、恐怖のために人に対して吠えるということはしません。どうして子犬の時にしつけをするのが良いのかというと、犬も子犬のときが成犬よりも物覚えがよく、様々なことを吸収してくれます。したがって、色々な事やのものごとを覚えやすかったり、犬の性格を左右する社会化を行うのには、子犬のときが最適な時期です。

子犬のときのしつけはその犬の将来にとって大きく影響しますので、これは犬の保育園のような専門の施設で専門のプロに対応してもらえると、効率的にしつけをしてもらえる点でも有効な手段ということが出来ます。